KATO

アメイジング・スパイダーマンのKATOのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ楽しかったー! アメイジングいいね!
ヒロインにフラストレーションがたまらないというだけで、かなりの良作に思えてくる。『(500)日のサマー』の監督だから、ということで少し敬遠していたんだけどバカみたいだ。楽しかった……。

無駄な展開、アクションがないことが一番うれしい。
ガーフィールドはイケメンであることは間違いないのだけれど、冴えていない役がハマる。ダメなやつなんですよ、、、って雰囲気を出してくるから、好き!ってなる。
そして、エマのグウェン!!!!監督が、ピシッとした女性が好きなのかな? キッチリとスパイディーを支えてくれるヒロインがハマっていて、そして衣装もかわいくてきゅんきゅんした。チョコレートの家に住みたい優等生な17才、すっごいかわいくないか?たまらんね……。

スパイダーマンを助けるんだ!っていうクレーンの下り最高すぎて、うおおーーーー!!ってなる。こういう!こういう伏線大好きなんだよね。
市民が助けてもらうだけじゃなくて、恩返ししよう!って思えるヒーローであったわけだ。
確かに、サム・ライミ版に比べて、ヒーローとしての葛藤という部分や、科学に興味のあるという部分の描写は薄いように感じたけど、アクションはすっごいワクワクした。冒頭の電車でのシーンが本当に好きだ。MVを撮ってたという過去からか、テンポがいいんだよね。見飽きない画づくりがしっかりされている。
そして、最後ですよ……。
『恋のからさわぎ』しかり、当人同士で通じ合う教室での告白が最高。大好き。
「できない約束もある」
って言われた瞬間に、少しこわばっていた顔のグウェンがちょっと泣きそうな顔で微笑むの最高だよね。そのときのピーターの顔が、少し照れ臭そうでかわいいんだよな……。このカップル可愛すぎ。二人の空気感が伝わってきて、ニヤニヤしてしまう。また観たいなぁ。
ヴィランが相変わらず小物臭すごいけど、それはそれ。楽しいからオールオッケー。
KATO

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