はる

モダン・タイムスのはるのレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
4.5
機械による大量生産社会で、労働者が機械の一部のように扱われるシーンから始まります。歯車に挟まれたチャップリンの姿は有名ですね。

監房に戻りたくなるほどの厳しい社会の中でも、パートナーとふたりで希望を見つけていくという前向きなストーリーです。

「喜びは2倍に、悲しみは半分に」とはよく言ったもんだわ。ひとりだと抱えきれない問題もふたりならなんとかなる。
ここではチャップリンと浮浪少女のペアですが、親子や友達同士の関係でとらえてもいいんじゃない?

ここ数日間、個人的に大きな問題を抱えていた上に、世間では悲しいニュースが続き、ヘコんでおりました。
幸い自分の問題は一段落したので1週間ぶりの映画鑑賞でした。
久しぶりに笑えて、チャップリンの優しさに包まれたようで、涙が出そうになりました。
我ながら良いチョイス。
映画に没頭出来る時間があるって幸せな事ですね。

(2021年3月のBSプレミアムシネマより)
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