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モダン・タイムスのditaのレビュー・感想・評価

モダン・タイムス(1936年製作の映画)
4.5
@塚口サンサン劇場   

劇場では初。1936年にチャップリンが描いた「現代」は2018年の今でもちゃんと「現代」なんよね、凄いなぁ。工場ドタバタで笑い、”I've found a home.”の後、二人でボロ家の前に立つシーンでいつも泣く。人としての誇りと愛があのシーンに詰まっていて、朝食のシーンで外から入ってきたチャップリンが靴の泥を払うところとか、扉を開けて一礼するところとか、こういう細かい動きをちゃんと入れるのがいつも凄いなぁと思う。あと、椅子が溝にはまった後、困った困ったってなるんじゃなくてすぐに机を動かすところとか、もうあの家のシーンの全てが愛だと思う。たまらない。
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