ゆう

ミルクのゆうのネタバレレビュー・内容・結末

ミルク(2008年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

ショーンペンが素晴らしかった。実在の人にそっくり。仕草などすごく自然だった。

差別と偏見は今も昔もなくならないのが現実で、何故だろうとずっと考えさせられた。
ゲイだというだけで、マイノリティーというだけで、普通じゃないと言われ病気だと言われるのは悲しい。
だから尚更ハーヴィの勇気と行動力はかっこよかったし、周りの友達や協力してくれる人達がいるからあんなに何度も立ち向かえたんだと思う。
車椅子の少年が友達の助けを借りて家を出て、受け入れてくれる場所に出会えてよかったし、ハーヴィのように「逃げろ」って言ってくれる人がいてよかった。
受け入れてくれる人がいるのは心強いし生きる希望になる。

悲しい最後だったけど、エンドクレジットで友達みんながそれぞれハーヴィの意志と希望を引き継いで生きていてじーんとした。

ハーヴィとスコットの関係が素敵で、「誇りに思うよ」と言ってもらえた時のハーヴィの表情に泣きそうになった。
自分を変えたいと言って変えれたのはすごい。

希望だけでは生きていけないことは分かっているが、希望が無ければ人生は生きる価値などない

印象的な台詞。
ゆう

ゆう