らんらん

日本一のゴマすり男のらんらんのレビュー・感想・評価

日本一のゴマすり男(1965年製作の映画)
3.5
日本一シリーズ第3作目(全10作)
今回のクレージーメンバーは植木、犬塚、桜井、石橋の4人?
ヒロインは浜美枝(同僚)サブヒロインに中尾ミエ(社長令嬢)
その他久保菜穂子(バーのママ)、吉川満子(母)、中北千枝子(課長の奥さん)etc

【あらすじ】
大手自動車会社の子会社に新入社員で入った植木等、ところが父親(中村是好)と支社長(進藤英太郎)が同期のよしみとかでコネ入社だったらしい
ということでたいして期待もされず隅っこで封筒の宛名書きをひたすらするお仕事にまわされます
このままでは出世の見込みもないってことで、植木等は父親から助言されたゴマすりでのし上がっていこうと係長(人見明)、課長(犬塚弘)、部長(有島一郎)、本社重役(高田稔)、社長令嬢(中尾ミエ)と偉い人と見ればゴマをすり取り入っていくことに、、、

【感想】
タイトルにあるイメージの「日本一のゴマすり男」とはなんか違うw
確かにゴマすってるけど誠意がないやつ、日本一のお調子者ってのが合ってそうなキャラクター
例えば係長にゴマすっていてその場に課長がいたらそっちにゴマをうつして係長は放置、これを部長、重役と繰り返していく
初めはゴマすられて悪い気はしないんだけど、より上役へと興味とおべっかが移っていくので、いきなり放置されたほうは気分が良くない
ってことでみんなの評判も良くないんだけど、結果的に大社長(東野英治郎)までたどり着き、認められて大出世となるサクセスストーリー

ラストシーンで谷啓(ノンクレジット)が出てくるところとか、引っ越しの学生バイトで加藤茶(ノンクレジット)が出演してるところなんかも見所

DVDマガジン「東宝 昭和の爆笑喜劇」第4号での鑑賞
なんか、、、4作連続で見てるとどれがどれかもはやわからない
監督が同じってことは同じ演出、作風だし
主演は植木等で同じキャラクター、いつもサラリーマンだし
ヒロイン含め他の共演者もお馴染みのメンバーで、、、
それが良さでもあるんだけど、あまり続けて見るもんでもないかもw
それでもまだ90分前後と見やすい作品だから良かったんですが、次号5号は予告によると2時間半あるらしい、、、えーー見る前からつらいなぁ、少し間開けようかしら
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