ゴロフキン

ローズマリーの赤ちゃんのゴロフキンのレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
3.9
「とにかく面白い」って友達がしつこく言うもんだから見たら、とにかく面白かったw
主人公のローズマリーが現実離れしたスタイルと可愛さで、ただのおしゃれ映画だったらどうしてくれましょうかしらと思ってたんですけど、安心しました。胸糞系のホラーというかサスペンスというか。好きなやつです、これ。
ローズマリー夫婦が引っ越すところから話は始まりますが、もう隣に住んでる老夫婦が気持ちが悪くて最高! いろいろ親切なんだけど完全に一線を超えちゃってる図々しさが怖すぎ。これだけでちょっとした生き地獄なんだけど、映画後半からは本格的に地獄。ローズマリーが妊娠してからも色々と世話を焼く爺い&婆あ。それどころかジジババ以外にも出てくる人みんな怪しい。ストレスからなのかそのうちローズマリーも妙な行動に出るしで、「本当におかしいのはどっち?」って、なんか「バニー・レークは行方不明」の時みたいに見てるこっちも翻弄されます。
クライマックスで一気に全容が明かされるけど、こう来たかー!って感じ。「ヘイル、ペイモン!」って叫んだっていいかも知れない。
面白かったけど、見終わった後の余韻は結構うんざり。
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