ゴロフキン

ビーストのゴロフキンのレビュー・感想・評価

ビースト(2018年製作の映画)
4.3
自分は大好き。でも人に勧める気になれない。
暗くてジメジメしてて何かと痛々しくて、そんで見たあと軽くぐったりしちゃうやつ。久々に韓国映画らしい映画(もちろん褒めてる)。
冒頭の猟奇殺人事件がおぞましくて、もうスキンヘッドのあいつのキモさが満点!調べたら「スタートアップ」の中華料理屋のちょっと頭の足りない好青年の彼らしいけどほんとかな?イメージ変わりすぎて信じられない。他にもいっぱい出てくる治安の悪いみなさんの描き方にゾクゾクしてくる。ただ、この映画ちょっと色々詰め込みすぎかも。あの事件だけを深く掘り下げて2時間やってくれたほうがよかったかな。正直イソンミンと長家の会長との出世争いとか(そここそメインなんだけど)「それそんなに要らんです」気になってくるのも確か。
中盤の解剖室での弾ぶちまけてすったもんだの辺りとか「最後まで行く」のイソンギュンのテンパった顔が頭に居座っちゃって半笑いだったけど、全体通してド硬派。終盤のイソンミンのあの顔芸なんかほんとたまんない。見る人によって評価全然変わるやつ。
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