ジャイロ

ローズマリーの赤ちゃんのジャイロのレビュー・感想・評価

ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)
3.7
次男がお昼寝しているので、居間でイヤホンしながら映画を観ていたら、後ろの方で何か物音を聞いたような気がした。

イヤホンを外し、振り向いて様子を伺ってみた。

誰もいない

なんだ気のせいか

しかしこんなことが二度三度あると流石に気のせいではない。確かに物音がしたはずなんだが…。犬かなとも思ったけれど、犬は次男と一緒に昼寝している。

はて…

また映画に戻った

暫くすると、ふと手が何かに触れた

カタカタカタと倒れるドミノ…

ん?

ドミノ?

こんなとこにドミノあったっけ?

なんだか気味が悪いな

そんな映画鑑賞


※後で聞いたら二階で宿題しているハズの長男のイタズラでした。


『ローズマリーの赤ちゃん』


ララララ~ラ♪

ってミア・ファロー?

なんて物悲しいスキャット

監督はロマン派のポランスキーさんですね。この監督特有のねちっこい雰囲気が不気味で落ち着かなくて、ずっと居心地が悪い。

予定日は6月28日?

1966年の今日?

こんな偶然ってある?

狙って観たわけではないけれど、なんだか気味が悪いな…そう思って観てたら、この映画で3回ほど

うわあああ

😨

となります。


1回目は、眉間にしわ寄せて痛がるミア・ファロー。痛いんですって。ずっと。延々と痛いなんてそりゃあ嫌だよね。想像しただけでつらい。

2回目は、ミア・ファローが持論を展開するところ。痛い痛い痛い。今度は心が痛い。完全に頭がおかしい人って思われるから、そこでそれ言わない方がいいよね。話し相手の反応が冷静すぎて目がマジでしたね。

3回目は、なんと言ってもあのラストです。もうね「うわあああ」しか出てこない。


あとはもうレバ刺しですね。今となってはそう簡単には食べられないレバ刺しが無性に食べたくなるし、ステーキもレアを通り越してこれはブルーレアかな?いや、ブルーだな。むしゃぶりつくようにがっつきたくなりそうだけど、そうはならない。全体的に食べ物が美味しくなくなるような、そんなミア・ファローでした。