しんた

ヒッチハイクのしんたのレビュー・感想・評価

ヒッチハイク(1976年製作の映画)
3.6
男と女、そして金。同系統の作品、『ヒッチャー』にあるのがむき出しの悪意であればこの旅路にあるのはむき出しの欲望である。
たまたま乗せたヒッチハイカーは強盗犯で200万ドルを持っていた。夫婦はどうにか逃げ切ろうとするが……。
話の展開が実に上手い。荒削りだが、次々に起こる不測の事態はシャレにならないし、冷笑すら呼び起こす。結末も大変見事で思わず息を呑んでしまった。
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