「ガタカ」「トゥルーマン・ショー」で一時期、天才脚本家の筆頭だったアンドリュー・ニコルの脚本、監督。彼らしいブラックユーモアと社会性に富んだ作品ではあるけど、面白いかと言われると、、彼はファンタジーの世界の方がグッとくる気がする。
ニコラス・ケイジが善悪の一線に葛藤することなく突き進む武器商人。いつもポスターを観て憧れて、狙ったモデルを金にモノを言わせて、架空の撮影現場を創り、恋に落ちる設定を創るシーンは笑えるけど、現実の夫婦生活はあまりにも冷めていた。弟が美形のジャレッド・レトとは考えにくい。がジャレッド・レトは落ちこぼれつつも、良心を失わない。
ニコラス・ケイジはどんな役をやっても、ニコラス・ケイジと言えるのだけど(「リービング・ラスベガス」と「天使のくれた時間」は私の中で別格なのだけど)、大してイケメンでもない、というか、ただの薄ら頭の面長おじさんなのだけど、観ていても、飽きがこないいい意味のくどさがある 笑
これからも、お爺ちゃんになっても、クドさを見せつけてほしい。老いたワビサビ感似合わないから、、