なんなのこの映画…フランス人による米国流ハードボイルドアクションのパロディという感じで個人的にはけっこう好きだけど、好き嫌い別れがちな変化球映画でした。同じく最近のフランス人監督では「ラバー」や「マンディブル 2人の男と巨大なハエ」のカンタン・デピューを連想する。デピュー氏ほど「世にも不思議な物語」っぽさはない。
ヒロインを演じるキャサリン・ロスもあんまハマらなかった。やっぱ70年代の憂い顔ロングヘアー女優と言えばジャクリーン・ビセット一択。そこらの感覚もこちらのストライクゾーンぶっこわし女優アデル・エグザルホプロスやアデル・エネルをつれてくるデピュー氏には注目しちゃうんだよな。