らっく

ジョゼと虎と魚たちのらっくのレビュー・感想・評価

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
4.5

18年たって韓国でリメイクされたせいかあらためて鑑賞できた。アマプラに感謝。

作品に流れる独特な空気がすごい。
「怖気づいたんかい!」弟は言った。
恒夫はジョゼと別れたあと号泣する。
ジョゼは、ひとつも悪態をつかなかった。静かな別れ。

小さなときから「壊れもの」と呼ばれ迷惑かけたらあかんと育てられてきた。
外の世界を見せてくれた恒夫に泣きすがることなく、ただ事実を受け入れていく。ジョゼの池脇千鶴が何ともいえなく良い。

ただひとつ。江口のりこの役は…必要だったのかな。
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