13人の小人が施設で反乱を起こす？職員が不在なのをいいことにやりたい放題。残虐行為を繰り返す。
小人症の人しか出てこない。｢フリークス 怪物團｣を観た時にも感じた、これいろいろ大丈夫なんだろうか？という思いのまま観てた。
｢フリークス｣はそれでも個々に対してのリスペクトのようなものを感じ、むしろ小人以外の人間を悪としていたけど、この映画は…
弱者やマイノリティに対する視点が意地悪すぎない？彼らをこんなふうに描いていいの？と思うのだけど、それってもしかしたらヘルツォークの思う壺かもしれない。
そう思ってるお前が偏見の目を持っているんじゃないかと言われてるようで居心地悪い。
この映画の世界では、小人しか存在しなくて彼らこそがこの世界の人間で、障がい者や小人症の人ではない、マイノリティでもない、どこにでもいる人間と同じ。
純粋に人間の邪悪な部分を淡々と描いていたのかな…と。
ヘルツォークの意地悪な映画だと思ったわ😅😅😅
見終わった時のこの居心地の悪さはトリアーの｢イディオッツ｣をみた時の感じと似てる。
