友だちのうちはどこ？のronのネタバレレビュー・内容・結末

そもそも自分の住んだことのある国とは文化がかなり違ってて最初のほうはそのカルチャーショックを乗り越える過程があったんだけど（シンプルに子供が労働することがあたりまえであることに対する驚きとかがあった）、見終わったあとの率直な感想としては「映画としての純度がめちゃめちゃに高いな…！」だった、さすが映画好きのおすすめ映画…！結論としてあの旅は長い長い無駄足だったけれど、１時間半かけて無駄足を観たことに対して今なんかすごく満足感があります、なにこれ。はじめてのひとり（？）旅の最後ネマツァデの家の前で怖気付いちゃったことやノートにこっそり挟んだ路上の花など、作品を通して観客とアハマッドだけが知る秘密が散りばめられていてぐっときてしまった。あと、都市と建築物の構造の使い方がすごく好きで、引きの画とかワクワクしちゃったな。