壁際に寝返り打っとる場合ではない。
妖怪ハンター沢田研二vs太古の魔物ヒルコちゃん！
ジャンプで連載していた諸星大二郎の漫画『稗田礼二郎シリーズ』の映画化。
原作は世代的に読んだことはないけど、少年ジャンプの漫画の映画化やろ？
と思ってたらわりと血飛沫ぶっしゃぶしゃで首チョンパ祭りとヒルコちゃんの不気味なキモさ加減も相まってめさめさ少年向けではないガチめホラー映画になっとりましたね笑
流石の塚本晋也監督ですがな。
夏休みに学校で起こる怪事件に金田一耕助みたいな陽気で間抜けな考古学者、稗田先生が自作の妖怪ハントグッズでヘッポコながら首狩り妖怪の謎を探求する特撮スプラッタホラーコメディ。
主演の沢田研二の陽気なキャラ設定のおかげなのか、はたまた時代懐かしなトレンディなコメディのおかげなのか？
わりとコミカルなストーリーとなっており、笑えるけどゾッとするホラーというほのぼのさに加えて、しっかりと随所にチマツーリな血飛沫ゴアと不気味なモンスターちゃんのキモさを余すとこなく見せるのはやはり飽きずに見れて楽しいですね、
意外にもラストではホロリとさせられ一夏の想いに馳せる良き映画でしたね〜
特にジュリーがビビりながらノリノリで妖怪と戦うシーンはめちゃ馬鹿っぽくて妖怪退治すんのにキンチョールで撃退するシーンはめちゃ楽しかったですわぁ
今年の夏ももう終わりそうですが右手にはうちわ、左手にはキンチョール持ちながら是非壁際に寝返り打ちながら観て欲しい和製モンスターホラーでした〜
