コロンバスもウィチタもリトルロックも可愛いが、タラハシー激萌え映画である。こんな愛らしいウディ・ハレルソンが見られるのはゾンビランドだけ！もちろん、ビル・マーレーも忘れちゃいけない。あんた最高だよ。ジェシー・アイゼンバーグの小鹿感も非常に良い。
引きこもりで自分ルールを守ることで生き残ったチェリーな主人公が自分の弱さを乗り越える成長物語風でもある。ちなみに、これをゾンビ映画と呼んでいいのか、未だに謎だ。ゾンビがほとんど風景でしかない。驚かそうとか怖がらせようとしてるシーンなんて皆無！次はこうなりそうだな～、からのヤッパリ(笑)の連続だしね。男はつらいよ的ゾンビ映画とでも呼んでおこう。はっきり言ってゾンビじゃなくてもいいよねって話。悪く言えばキャラクターが全て。
ただし、オープニングではゾンビ襲撃シーンをスローでこれでもかと魅せてくれる。飛び散るナニカ。ワクワク感がすごい。でも、その後はもうほとんど悪ふざけ！まあさ。タラハシーも言ってただろ？ルール32「小さいことを楽しめ」だ。この映画自体がまさにコレ。グロも少な目、爽やかで楽しいハートウォーミング・ゾンビ映画です！？
ゾンビのタイプ
・両手を伸ばして猪突猛進型
・スピード、パワーともに人間同等
・知能はかなり低く、不死性も高くはない
・直接噛まれることでウィルス感染
・群れる傾向、生息数は多くないようだ
・音には過敏に反応、集まっちゃうよ
・よく口から粗相しちゃうとこがチャームポイント
