📸2022年127本目📸
舞台は日本だけど、メインキャストが外国人。監督は日本人で、製作はアメリカな複雑さ。
日本にいるのに日本じゃないように思えるような不思議な感覚。監督は安定の落合正幸なので、日本の描写は邦画のそれと特に違わないけど、メインキャストだけでこんなに雰囲気が変わってくるのは面白かったな。
それと英語の時はカッコイイのに、日本語喋るとカタコトの音程がお調子者っぽくなって間抜けに聞こえてくるのが面白い。逆に英語圏の方から見て、日本人のカタコト英語ってどんな風に聞こえるのか気になる(笑)
本編の殆どは地味だけど、メインキャストの2人のイチャイチャシーンだけ観てると、普通に向こうの映画観てる気になる。Ｊホラーのジメジメさに華やかな外国人が合わさると、逆に地味な印象を与えてしまうし、幽霊が奥菜恵だと富江みたいに考えないと怖くない。
ラスト10分は刺激的で良かったし、結構普通に見入ってしまう映画ではある。理不尽系ホラーなのかと思いきや、恐るべき真実が待ち受ける復讐系ホラーとも言うべきか。
それにしてもホラー映画のスコア平均ってやけに低いよね。でも観てみると意外と没頭してたり…
