梅田

抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-の梅田のレビュー・感想・評価

3.7
演技ではなく動作のみを写すブレッソンの映画に、脱獄というのは最もぴったりな題材だと思う。ナチスへの政治的な怒りすら削ぎ落とされて、生への渇望というか、単に「外に出たい」というベクトルだけがある。
他のブレッソン作品のミニマリズムとやや異質に感じるのは、モノローグの多さか。異様に親切だった。
梅田

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