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アンネの日記のAbeCinemaTVのレビュー・感想・評価

アンネの日記(1959年製作の映画)
4.2
長い。ずーっと息が詰まる。あまり人間的に好きなキャラクターはいないのだが、それも彼らが閉鎖空間に何年も何年も押し込められ、希望の見えない世の中で暮らしていたことが大きいのだろうか。アンネのお父さんも言っているが、ナチスではなく自らが自らを傷つけあっているのが見ていて非常にしんどい。途中でやってくる歯医者がまた輪をかけて嫌なやつなんだな。コロナ禍で見るとステイホームと重なる部分があるわけだが、それのもっともっともっとしんどくて長いバージョンと思うと頭がおかしくなる。ご飯も足りないし。全く外出できないし。見つかったら殺されるわけだし。ネコは飼わない方がいいでしょう。シェリーウィンタースはアルフィーとか他の作品で見るときもこの手のキャラクターだった気がする。
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