黒羊

陽動作戦の黒羊のレビュー・感想・評価

陽動作戦(1961年製作の映画)
1.8
陽動作戦

TSUTAYAの発掘良品?より更に古そうな映画のラインナップにあったのでレンタル。
1963年の映画だがカラー。

1944年。ビルマ(現ミャンマー)戦線。一度撤退した米軍だが、再びビルマから日本軍を追い出そうと行動に出るのであった…

ミャンマーは現在軍部のクーデターが起こってて色々とえらい事になってますね。ミャンマーはずっと不安定なイメージがある。国民にとって落ち着いた良い国になる事を願います。

戦時中のビルマを舞台にした映画、中井貴一主演の「ビルマの竪琴」を思い出しますね。水島、一緒に日本へ帰ろう!

TOP5に入るくらい日本軍、日本兵が弱く描かれている映画ですね。まぁ「白人のドイツ兵と違って黄色人種の日本兵はエイリアン」な描かれ方をしている映画なんかいっぱいありますし!

勿論日本兵の日本語はカタコート!「アメリカ兵ガー 山ノ坂ニー!」
もう勝手にしてくれヘイブラザー!(柴田恭平

日本語ですらない意味不明な創作漢字がバンバン出てきて爆笑出来るのも、ワテが日本人ならでは…ですかね?(大阪出身ですが生粋の日本人です)

米軍からは「中身は12歳」と言われ、人員も装備も補給も圧倒的に不足していた日本軍ですが、まぁ描かれ方がドイヒーですね。向こうの映画やからしゃーないけど…

逆に米軍の装備を見てると、ライフルをM-16に変えると、ぱっと見ベト戦装備にも見える。m-1ガーランド銃やフルオートのトンプソンから薬莢モリモリ出るところは流石。

日本軍もそうやったけど、米軍も日本軍の所まで地獄の行軍を。どこも戦闘以外での死亡数は多かったんやろな。

米軍の指揮官が「ドイツと日本がインドで合流するのが怖い」とか言うてたけど…

戦時の歴史に疎いおいどん、ドイツ?インドで?そんな可能性あったんかいな?とポカーン。

あと急にバスーンと終わるので大幅減点ですね…そんな脚本だったのか、予算が尽きたのか。
黒羊

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