べーた

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たちのべーたのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

ツムツムのガチャでパイレーツのキャラクターを引いたときに、ふとパイレーツの映画新作しか見たことないなと思ってとりあえず第一作を。2003年やって。

あらすじは王道のファンタジー映画。
海賊映画の敵役はやっぱり幽霊船なんやね。
気を衒うことなくイメージに従順な筋書きに安心する部分もあるけど、2時間半やからちょっと間延びしてしまうかな。緊張感に濃淡が無い感じ。
バルボッサとの決闘シーンでの生きたり死に返ったりの目まぐるしい移り変わりは見てて楽しかったし、設定に忠実で気持ち良かったけど!

それでも20年前とは思えないのは、絵と音楽のクオリティと豪華な俳優陣。
“He,s a Pirate”をバックにブラックパール号が海原を歩いていく映像を見るだけでこの映画を見た価値があるなあと思わされる。海賊映画ていう最高の舞台を存分にフル活用しとるのは簡単そうでなかなか真似できる芸当じゃない。
1番の名優はジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)で文句なさそう。
主人公1作目なのに意外にも全然見せ場がなかったジャックやけど、やっぱりおるだけで映画が立つ。カリスマ性をあんなに匂わせて演じることができるのはほんとにすごい。
そしてヒロイン役の子はキーラ・ナイトレイでした。「はじまりのうた」のヒロインやって調べるまで気づかんかった。エリザベス・スワンは素敵な女の子やったしラストはすっきりした気持ちになれた。

ストーリーにアップダウンがなさすぎるのがやっぱり気になってしまったかな。いい意味では安定感やし、それを他の要素でここまで引っ張り上げてるところが有名シリーズ作品の凄みやと思う。
最新話がめちゃ面白かった覚えあるから、続編につれておもろくなってくパターン?ちょっとだけ期待。また間を開けてゆっくり見て行こかな。
ひとつか言えるのは絶対映画館で見たほうがええシリーズやね。笑
べーた

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