このレビューはネタバレを含みます
思わぬ伏兵。タイトルからして、ぼくの夏休みのようなほのぼの台湾映画かなと思っていたら、そんな事はない心にブッ刺さる系の素晴らしい映画でした。
とある事をきっかけに、少年少女と大人達が自分たちの様々な感情と向き合っていく。そんな周りを尻目にヤンヤンは、自分が知りたい感じたいと思った方向へただ真っ直ぐ征く。その純粋さが大人になって失っていった事に自分が気付いた時、その姿は眩しく、襟を正される気持ちになったのでした。
Edward Yang 恐るべし。他の作品も楽しみになった。