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毒々しい外観の中にある確かな表明。
Γιώργος Λάνθιμος監督の作品が好みで、そうしたらアカデミー賞作品賞ノミネート作品ができてしまう訳なんだから、期待しかなかった。
見た目は大人、頭>>続きを読む
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当時ならセンセーショナルも、今観れば前時代的。
平成でもテレビでネタに度々されていた印象。自分の原始の記憶ではビストロSMAPで香取君が言ってた気がする。そんな感じで、エマニエル夫人がどんなものか気>>続きを読む
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フェミニズムと、その先。
公開時観に行かなかったのを少し後悔していたので、今回この再上映のタイミングで鑑賞。
構成自体は分かりやすくて、女性社会のバービーランドで過ごしていたバービーが、ひょんな>>続きを読む
おませちゃんブラザーズというサブカルYouTuberがいるのだけど、そこのトーキングヘッズの回でこの作品の事を知った。そして今回4Kレストア上映。当時の人々を熱狂させたものはどれ程か気になって観に行き>>続きを読む
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今年もマイ・フレンチ・フィルム・フェスティバル。
去年までは全作品観ようと動いてたけど、今年からは気になったのだけ観る方式に。私生活の変化を垣間見えるのも長いイベントだからこそか。
本作は友達同士で>>続きを読む
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マイノリティ、自己肯定の勧め。
予告編が劇場で流れていて気になっていましたが、アルコールと縁ない人生を送ってきたので観に行こうとせず。評判の良さが後押しになって鑑賞。結果、観に行って正解でした。>>続きを読む
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武節全開!日本に蔓延る戦国時代モノを皮肉る痛快コメディ!
北野武監督はソナチネが大好きで、初めて劇場で北野作品を観られる事にワクワクしていた。
タイトルにもなっている首。
敵将のそれに拘る武将たち>>続きを読む
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日本への幻想と日本企業の思惑。
とても楽しみにしていた作品。監督は自分の大好きな作品である Paris,Texas の Wim Wenders。そして舞台が日本。好みのトンデモニッポンではないにせよ>>続きを読む
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映画館で鑑賞できる貴重な体験に感謝。
数年ぶりの再鑑賞だけど、最初に観た時の感想と違わずやはり粗削りさが目立つ。
映像と音楽で魅せる部分もあるも、キャラの掘り下げは不足し、ドラマの部分が弱い。死って>>続きを読む
2024年の映画初め。
アマプラの見放題終了予告と、イ・ソンギュ氏が亡くなったという報道を見たので、これを機にモノクロverを鑑賞。
やはり今観ても本当によくできている作品。
モノクロになる事で、>>続きを読む
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とても静かに丁寧に淡々と。
夫婦の残り時間が0に近付く。
最初のスプリットスクリーンの入りから鳥肌。その2つの枠は交わらない。認知症の妻が認識できていない間は徹底的に排除される夫。それもまた悲しい。>>続きを読む
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時代に残される人間の姿。
運命の歯車が上手く噛み合わないもどかしさがこの作品にも。
Bernardo Bertolucci こういうの好きね。
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高校の部活の同級生とウォッチパで全作観た007シリーズ。そんな思い出深さもあるので映画館で一作は観たかった。
それで選んだのが自分が1番好きなダルトンボンドの本作。
やはりシリアスで感情が見え隠れす>>続きを読む
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プロとしての矜持。プロでありたい踠き。
最初は、David Fincher の格好良い暗殺者の作品が観られると思うじゃないですか、けどそうじゃない。思ったよりおっちょこちょいだし、キザな台詞の後の行>>続きを読む
現代の倫理観では到底許容できない事が色々起こりますけど、とにかく昭和の狂気が詰まったパンドラの匣と受け取りました。
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うーん、なんだろう。
岩井俊二監督はいい意味での青臭さが、上手く機能する事が多いのだけど、そこにシリアスなテーマ、ましてや日本人全員が意識せざるを得ない震災となると話が違ってきた感じ。自分にはすごく陳>>続きを読む
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日本で 福田村事件 が公開され、アメリカではこちら。どちらも歴史の暗部を映し出す。
3時間30分を圧倒的重厚感で描き切る見事さ。保身のため綺麗事を吐く姿にゾッとするけれど、鑑賞している自分もちょっとし>>続きを読む
劇場で観られた幸せ。
当時の日本のポップカルチャーを目の当たりに。アイドル文化って本当不思議。
偶像が現実を曖昧にしていく、じわりじわり冷や汗をかくようなスリラー要素は堪らない。
ハードルを上げ過ぎてしまった系。
鑑賞側の感想でハードル下げてくれいてたので自分は丁度よく見られました。
有名だから気にはなっていた。
思ったより下ネタ強め。
くだらなくて笑えます。
どこか爽やかな戦争映画。
だけどそれは美化されている訳でもない。
そのバランス感覚が素晴らしい。
完全に準備不足。
だけどやっぱり目を奪われる瞬間はあった。
お金は大事だけど、ほどほどにあれば良い。
愛があれば。けどそのバランスがとても難しい。
Poor Things の期待も高まる中。
やはり独自の世界観構築させたら上手い。
Yi Yi: A One and a Two があまりにも好きだったので、楽しみにしてました。
都会を生きる若者達の群像劇。いつだって人間は孤独を埋め合わせたくて生きているんだなと認識させられる。現>>続きを読む
期待値高かっただけに残念さが勝ってしまった。あんな綺麗に人肉が切れるなんてらしくない。小難しく、冷たく、そんなフューチャー願い下げしたい。
この時代設定だからこその意味がある。
写真ではなく絵画だからこその意味がある。
色んな仕掛け装置に身を捩る。