こわれてゆくし、こわされてもゆく。
Gena Rowlands の演技力が圧巻で、それだけで作品に惹き込まれる。
とにかく誰が叫び散らかしてるので、いつもと違った疲労感がありました。
児童文学が基にあるようで、動物の視点から見る人間の姿と人生訓。
この先に犬ヶ島があると思うと面白い。
自分が動物をあまり好きじゃないのもあり、求心力弱めでした。
モラトリアム爆発。
自分はもう大人側へ。
しっかりしなさいよと思いながらも、自分にも近い感情があったのかな。
これから出会うであろう若年者達に老害と思われないように、この気持ちも忘れたくないな。
The Lost World: Jurassic Park をギュッと縮めたみたいな。
当時としては革新的な映画表現だった訳で、Metropolis のように映画の教科書的鑑賞。
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めっちゃ夢みたいは話。
だけどこの年齢、これぐらい夢があっても良いのかもしれない。
Alfonso Cuarón 、こんなのも撮ってたんだな。
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荒木飛呂彦先生の画集 JOJO A-GO!GO! に掲載の[あまり知られてないけど自分はいいと思う映画ベストテン]の第4位。
しっかり法廷モノとして成立していくのが楽しい。華麗なる逆転劇は観てて気持>>続きを読む
Wes Anderson 監督作が観たくて。
とんでもなくゆるいけど、その中でもまとまりはあって。
だけど緩急は小さいから終始うとうと。
荒木飛呂彦先生の画集 JOJO A-GO!GO! に掲載の[あまり知られてないけど自分はいいと思う映画ベストテン]の第2位。
Romeo and Juliet の主演2人の訴訟が記憶に新しい今、この>>続きを読む
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2022年の映画館納めであり、映画納め。
完全にマーケティングだったり宣伝の打ち方が秀逸でした。
思ったより普通に人間同士のサスペンスしてました。
期待値が高かった分ハードルを下回ってしまった印象。>>続きを読む
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ラスト・レター鑑賞して気になっていた中国版。
ラスト・レターの内容が朧げになってるだけにまたまた楽しめた。内容はほぼ一緒かな。
福山雅治から感じた初恋厨の気持ち悪さみたいなのは舞台が変わったから、幾>>続きを読む
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最後の3本目。夏らしい気配のこちら。
YouTuberのおませちゃんブラザーズの紹介で気になっていた。
お気軽タイムループ作品。
タイムループで好き放題やるのは、確かにコロナ禍でガチガチだった頃には>>続きを読む
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2本目から夏らしい作品を。
久し振りに世間の評価と乖離した作品。
潜水に取り憑かれた男たちが主軸だけど、自分が完全に一般人なので、どうしてもヒロイン側の目線になってしまって身勝手な主人公に寄り添えなか>>続きを読む
今年もやって参りました。
お家映画祭り。夏を予定がずるずる延期し、季節は冬に。
けれども寒い時期だからこそ、視界を埋める太陽や海が沁みる。
と、言いつつも一作目はSF映画の始祖。
しかもサイレント映>>続きを読む
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なんだかんだ毎回新作を楽しみにしてる新海誠。前回の天気の子をIMAXレーザーで鑑賞して、移り変わる天気が作り出す展望の美しさや、その下に暮らす人々の危うさ、大人が失いがちな10代の勢いみたいなのが眩し>>続きを読む
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大学の同級生にお勧めされて観ようと思ってた作品。気付けばもう10年程経っていた。やっと迎えに来たよ。
1つの部屋だけが、1人の少年の世界の全てだった。そこから解き放たれた時、彼を取り巻く環境はどう顔>>続きを読む
今度は妊娠した当事者だからこその臨場感、映画体験。様々な感情の揺らぎの中でも、根幹の凛とした立ち振る舞いや決断力が格好いい。
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荒木飛呂彦先生の画集 JOJO A-GO!GO! に掲載の[あまり知られてないけど自分はいいと思う映画ベストテン]の第5位。
孤島でバカンス中?の夫婦が突如子供達に襲われる。何故襲うようになったかの>>続きを読む
相当な不快演出が盛り沢山という事でclipしていた気がするが、今観ると思っていた程ではなかった。
ただスカトロは受け入れられない、一生。糞尿地獄という章題はまさしく。
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ただただ辛え。
時間軸はただ逆行していくだけなので、構成のギミックとしての面白さは希薄。
最後の取り方次第ではハッピーエンドにもバッドエンドにもなり得る演出は秀逸。自分はまたやり直していけるのだと信>>続きを読む
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妊娠した本人ではなく、その友人の視点から描かれる。事件をきっかけに新たな考え方や価値観を得て、炙り出される人間の無責任さや身勝手さ。心がむず痒いのが続きました。
L'Événement 鑑賞前に観た>>続きを読む
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モテない男が神のような力を得たファンタジーラブコメ。それはもはや狂気でした。
終盤の畳み掛けは脳裏に焼き付くトラウマ級。
主人公役のPaul Dano と、ヒロイン役のZoe Kazan が実生活もパ>>続きを読む
ブチャラティの好きな映画らしい。
好きという思いは周りにも伝播し、他人にも影響する。それがどんな結末を迎えても、魅了された人が自ら輝いていた時間は掛け替えなく幸せだったのだと思いたい。
マイルールでゾンビウィルスが蔓延した世界を生き残る。
走るゾンビを薙ぎ倒す、爽快。
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思わぬ伏兵。タイトルからして、ぼくの夏休みのようなほのぼの台湾映画かなと思っていたら、そんな事はない心にブッ刺さる系の素晴らしい映画でした。
とある事をきっかけに、少年少女と大人達が自分たちの様々な>>続きを読む
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Les Amants du Pont-Neuf が堪らなく好きだから、楽しみにしていましたが、大胆な設定に駆け抜けていく愛のお話にはイマイチノれず仕舞いでした。
2人の滑走路から置いて行かれた感じ。
Saturday Night Fever の主題歌やってた人達ぐらいの認識でしたが、兄弟ユニットならではの衝突と愛。時代の犠牲となった音楽性。色々な要素がドラマチックでとても揺さぶられました。
こう>>続きを読む
午前十時の映画祭で観た。
千年女優観たから俄然鑑賞欲求は高まってた。
笑っちゃうぐらい取り過ぎちゃう間。現代人の自分の時間感覚がおかしくなったのかどうなのか。
三船敏郎の迫力はやっぱり最高でした。>>続きを読む
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Elizabeth Taylor 演じる寡婦の魔性さ。確かにこんな人目の前にしたら、不倫するかと思わせる説得力。
理由がどうあれ不倫はクソだと思っている人間なので、不倫してからは胸糞悪くて堪りません>>続きを読む
ホドロフスキーワールド全開。
相変わらず宗教をテーマにしているため、不勉強で詳細な理解には至っていない。
だけど、この独特な世界観。不快感強めのグロテスクなビジュアルや不条理な展開。それをひっくるめて>>続きを読む