かなり久しぶりの鑑賞。やはり最初のフレンチトーストのシーンぐらいしか記憶にありませんでした。
改めて何十年ぶりにこの名画を見ると、若き日のダスティン・ホフマンとメリル・ストリープが非常に感情移入できる名演技をしているのが実感できます。徐々にいい父親になろうとして奮闘する様や、ビリーとの微笑ましい姿が心をつかんで離しません。18か月とはいうのは決して短い時間ではないと思います。父親と二人きりで過ごした日々が与えた影響がとても強かったのでしょうね。ビリーにとっては複雑でしかないとは思いますが、最後に父親と離れることを悲しんでいる様子が心にグイっときます。
最初のシーンのフレンチトーストを作るシーン、そしていよいよお別れとなる直前のフレンチトーストを作るシーン、非常に対照的にうまく演出されていたと思います。
やはり名画は名画たる所以があるもんですねぇ。