桃子

病院坂の首縊りの家の桃子のレビュー・感想・評価

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)
3.0
「ついていけない」

市川・石坂コンビで作られた第5作。リメイク版『犬神家の一族』(2006年)を除けばシリーズ最終作ということになる。これだけが未見だったので、ようやくシリーズ全5作をクリアしたことになる。第3作の「獄門島」はすでに再見してレビューを書いたが、第4作の「女王蜂」は公開当時、若かりし頃に映画館で見たきりなので内容をほぼ覚えていないのでレビューを書くなら再見しないといけない。アマプラ見放題にあるので、近いうちに見てみよう(^^)
この第5作を今まで見たことがなかったのは、なんとなくという理由しか思い当たらない。タイトルもなんだかイマイチだし、面白くなさそうだから。この直感は当たっていた。見てびっくり。ほんとに面白くない。苦手な女優さんが出ていたというのもある。誰とは言わないけど…
面白くなかった理由は人物相関図が複雑すぎて、話についていけなかったから。誰がどうしてこうしてこうなったから殺されてどうのこうの… これを見て一発でわかる人はすごい。人間関係が複雑なのは横溝ミステリーのあるあるだと思う。小説ならページを戻ったりして何度も確認できるが、映画だとそうはいかない。あれ?この人誰だっけとなってしまうヤワな私の脳は、ほんとに困ったもんだ。
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