バベットの晩餐会のIsyetのネタバレレビュー・内容・結末

食べることの喜びがすごく上手く表現されていた。
将軍以外は料理を言葉で褒める事がない（できない）のだけど、細かい所作で料理を楽しんでいる事が伝わる。
また、食事によって思い出話に花が咲いたり、人間関係が好転したり、単に料理が美味しい事以外の良さも見せてくれる。

料理を作る理由も、誰かのためにとか日頃の恩をといった感じではなく、芸術家として作りたいから作ってるというのがまた良い。

「本物の料理人は食事を恋に変える」
「肉体的欲求と精神的欲求の区別が無くなる」