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サン・スーシの女の先生のネタバレレビュー・内容・結末

サン・スーシの女(1982年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

良い映画。「耳に残るは君の歌声」や「ソフィーの選択」を思い出す。

ロミー・シュナイダーについて全く知らないけど、「太陽は知っている」に出てたんだー!と驚き。てか、撮影エピソードや息子を失ったばかり、これが遺作というのが、なんとも。すごい状態だったんだな。

映画だと夫への愛というか依存というか、ボロボロだなあと感じてたけど、私生活もそうだったとは。

地味に殺された大使可哀想。人妻への愛で動いたけどやっぱ殺しちゃうの人間味ある。でもやっぱ執行猶予5年は甘いよ~。ダメだよ~の気持ち。
人種差別が一番ダメだけどな。人権擁護委員の代表として司法の裁きに委ねないと。委ねちゃうとこの話自体生まれないが。

でも結局、作中で半年後に夫妻が死ぬの容赦ない。テロをしたものはテロで死ぬ。因果応報的。
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