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犬神家の一族のtestimonyのレビュー・感想・評価

犬神家の一族(1976年製作の映画)
4.2
上っ面の情報で浅い推理をする刑事とは対照的に、金田一耕助は犬神家の始まりから取材して利害関係者の思惑を整理していく。
そんな真面目さを持ちつつ、知らない土地では持ち前のユーモア?で仲間を作っていく、仕事デキル探偵。

今はもうどこにもない昭和の日本の風景や、那須の旅情がよかった。旅館のお座敷のシーンが映ると、なんだか自分も旅館で寛いでるような気分になる。

最後は、一件落着し安堵感に包まれたエピローグみたいな感じで爽やかに締めくくられる。カリオストロの城のエンディングを脳裏に浮かべた。
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