いなだ

美しき小さな浜辺のいなだのレビュー・感想・評価

美しき小さな浜辺(1948年製作の映画)
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ずっと暗いし悲しい… ジェラール・フィリップは陰のある役が似合うな〜と思いつつ、冒頭に出てくる、戦争孤児=犯罪者ではないという、偏見を助長しないための注意書きを示す意味を考えた。終盤のピエールが少年に話しかけるシーンから、この物語は単なる悲劇ではなく、社会的背景を元にしたメッセージ性が含まれてるように感じた。しかし、悲劇の連鎖を止めるために少年に耐えろと助言するのは、今の時代から見ると辛いな…。
浜辺があまり美しく見えないけど、とても印象的だった。雨がよく降っている。
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