松岡茉優

人間革命の松岡茉優のレビュー・感想・評価

人間革命(1973年製作の映画)
3.5
遂に観た。創価学会の歴史を描いた『人間革命』の映画化。こんなものを超豪華キャストで映画化してしまうのがある意味すごい。しかも1973年の観客動員数2位って…。それだけでも観る価値あると思う。
前半は丹波哲郎演じる二代目会長の過去と学会の再生、後半はひたすら説法。だが、この説法がなかなか面白かった。丹波哲郎が創価学会の教えである「十界」を熱弁するシークエンススピーチのお手本に使えそうなくらいしっかり筋道立てて話してて笑う。佐藤允や黒沢年男、更には創価学会信者である雪村いづみがこの「十界」の説法シークエンスでたまにインサートされる。豪華ゲストの超無駄遣い。最高。そして太陽を背景に仏とは、、、を悟る丹波哲郎。この映画に出たから、プライベートでもスピリチュアルな感じになったりして…笑笑。最後に太陽を背景にタイトルが出てくるのだが、一部、二部って。続編作る気満々で笑った。
学会員の人たちがこれを観てどう思うか知らないが、こういうのに全く興味ない自分にとっては中々面白いと思った。まあ、入信したいとはあまり思わなかったが、、、笑笑。続編もそのうち観てみる。
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