ジャンリュック

モスラのジャンリュックのレビュー・感想・評価

モスラ(1961年製作の映画)
4.0
ゴジラと並ぶ人気怪獣モスラ✨
初登場の今作からも、人気の理由がわかる気がする。

極彩色の羽を広げた優美な姿に、あのモフモフボディは、他の怪獣にはない華やかさ✨
またその成虫になるまでに幼虫で1回溜めるのも、成虫の美しさが引き立つ演出に思える。あの繭から羽化して飛び立つところなんて、何か神々しささえ感じられて‥あれって怪獣映画史に残る美しさじゃないだろうか。

それに加えて、モスラってこの初登場から一貫して善玉なのも人気のポイントかもしれない。

今作ではピンで登場なので、モスラが街を壊さないと怪獣映画にならない😁そのため破壊シーンもあるんだけど、それも決して人間を攻撃してるわけじゃなくて、小美人を助けに、ただひたすら海を泳いで地面を這って進むその通り道に、たまたま船やダムや街があるだけで‥

砲弾浴びせられても火炎放射されても、反撃するわけでもなく、ただひたすら小美人の元へ。なんて健気な‥モスラ頑張れ🥹

ところで、そうやって幼虫が突き進む街の破壊シーンが、思った以上のド迫力。
これって、地面を這うモスラ幼虫の顔を捉えるカメラが人間の目線になってるところに、低層の建物を破壊しながらドアップで迫ってくるからかも。

またその迫力ある映像を成り立たせてるのは、アップにも耐え得る精巧なミニチュアセット。この頃は予算もあるのか、その精巧なミニチュアを惜しげもなく壊す壊す。

そんな東宝特撮班の技術の粋を尽くしつつ、華やかにそして幻想的に仕上げた昭和怪獣映画の傑作。


▽おまけ
モスラが幼虫から成虫に姿を変えるシーンを観て、今さらながらふと思った。
サナギマンからイナズマン♪って、モスラがモチーフ?もしかして😃