ろく

熱帯楽園倶楽部のろくのレビュー・感想・評価

熱帯楽園倶楽部(1994年製作の映画)
2.5
ああ、タイでぬるいビールが飲みたい。「私、あなたたちに会うまで毎日頭下げてばかりいたの」今の自分を抜け出したいって「旅映画」の基本だけどその気持ちがぐんと伝わってくるのはプラスポイント。そうそう、どっか行きたいよねえ。ただこれコンゲームとしてはどうだろうか。まず白竜がポンコツすぎるんだよ。だまされるヤクザの役なんだけど、この状況で騙される?って思うくらいポンコツ。そしてだますやり方もほかのコンゲーム映画に比べると悲しくなっちゃうレベル。そして風間杜夫がタイ人って設定も無理があるだろ。一応ハーフ設定らしいけど無茶だ。さらに当時人気だった清水美沙がヒロインだけど、どうにも魅力がないんだよ(それはぼくが感じているだけなのかもしれないけど)。一色が脚本のはずなんだけどなぁ。全体的にぬるいんだよ。でもこれはぬるさを楽しむものかもしれないよね。タイのビールみたいに。
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