このレビューはネタバレを含みます
少女 陽子役をやった小沢まゆさんの、素っ裸上等な体当たり演技に、まずたまげた！､､､韓国の新人ならいそうだが、日本で新人でイキナリこのレベルは、そりゃ賞もあげたくもなるっしょ。(^^;
それにしても監督兼主役の奥田瑛二さんたら、存分に色んなことしてて、こりゃ〜日本人の種々の層から嫌悪や反発をくらうかもね。ｱﾊﾊ😆
しかし僕は作品全体通しての世界観とか、全キャストの息づかいが、興味深く、観ていて想うことシキリでござんした！
､､､って冷静なオトナぶっててちょっち後ろめたいから、一つゲロっちゃうか、、今作の中の小沢まゆさんには魅了されましたよ、はい、でもイヤらしい目線以外でも色々、役がそうなんだろうけど、筋の通った、腹の据わった生き様が好きっス！､､､そ、そうなんだぜ〜い！(¬_¬)
入れ墨の世界は全く知らない我輩は、痛そう〜としか、あと完成した絵柄がどんだけ美しいかとか、よ〜分かりまへん。💦
やっぱり主役のチンピラ警官の友川を、あとジャンキー過ぎる集落の面々全体を、観てて感じたコトがある。､､､僕は高校3年までバリバリ理系なんでツイツイ確率論的にモノを考える時がある。､､､つまり、人妻、少女なんでもござれで、ヤリまくってしまうポリ公の友川なんて、今どきなら速攻警官クビでマスコミ経由で全国さらしもんじゃろ〜よ。笑
､､､ところが、この作品の面々は、そんな事くらいでビクともせん連中ばかり、、うす汚いとも言えるやろうが、逞しいとも言えちまうような境地にいきついただよ。
､､､確率論ちゅーたのは、友川みたくバカさらけ出しまくりだが、どこか人情や優しさは確実にある人間観てるとだね、昨今ニュースでよくみかける、警察官のヤバい不祥事、学校の先生の情け無い変態事件、TVのなんとかのお兄さんのヤラカシ、パトロールのおじさんがまさかの少女殺し、等々ね、およそ表の顔からは想像出来ん闇を抱えた人間は、一見キレイそぉな人々の中にこそ潜んでて、今作のような本音オンリー、欲まみれ、ガス抜きしまくり、ドンちゃん騒ぎな人間達の中には、ヤバい悪魔がね、案外いなさそうな気がするんよ。
よって僕の確率論的見方は、ウワベの良過ぎる集団の中に潜む悪魔、深い闇を抱えたヤバい奴の存在する確率が、本音丸出しツバ吐き放題みたいなヤサグレ集団の中に潜む確率を確実に上回る気がしたんだよ！､､､僕の動物的カンともいえるけどね。^ ^
､､､だから、勿論、陽子のキモの座り方があってこそだけど、最後のトラック荷台にいる、友川と陽子を、アリだと想っちまう俺なんだって話。､､､こんなん引かれるだけか、、でも正直な感想っす。。(•ᵕᴗᵕ•)
まぁこんな想いにふけれたのも、夏木マリさん他沢山のキャスト達の、マジにぶっ飛んだ怪演の数々があってこそだとも想うしね。
(＾ｰ^)
追記：室田日出男さん、北の国からの時と見た目ほぼ同じなのに、沢山話すからウケました。 ( ´艸｀)
