ShinMakita

スポンティニアス・コンバッション/人体自然発火のShinMakitaのレビュー・感想・評価

1.6
1955年、ネバダの核実験施設で「サムソン計画」が実施された。爆心地点の地下に最新設備のシェルターを設置し、その中で健康なカップルを生活させて被曝の有無を診る人体実験だ。被験者となったブライアンとペギーは、恐怖を抱きながら実験に参加。しかし起爆直後もシェルターから出てきても、体調に異変はなく、検査からも被曝無しと証明された。そして健診の最中、ペギーの妊娠が発覚。計画責任者のルー・オランダーは出産を許可するが…


30数年後。大学職員サムは、新しい恋人リサと幸せな日々を送っていたが、前妻レイチェルとの離婚がこじれて憂鬱になっていた。以前からイラつくと頭痛に悩まされているサム。最近その頻度が増えている。ある時、地元のトリニダッドビーチ原発稼働について口論となり、翌朝その口論相手が寝タバコで焼死したとニュースで知る。続けて仲の悪かった知人の医師も焼死したと聞き、これは何か超自然的なものが原因ではと考えたサム。ラジオ番組で聞きかじった人体自然発火現象…スポンティニアス・ヒューマン・コンバッションではと疑うのだが。




「スポンティニアス・コンバッション」


トビー・フーパーのB級ホラー。オトナ版ファイアスターターですね。焼死シーンの特殊効果はまあまあ頑張っているし、主役ブラッド・ドゥーリフの絶望的演技もまずまず。ロジックは雑ですが、80年代らしいユルさとファッション・小道具は楽しめます。
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