「意外にも大人も楽しめる設定とCGアニメならではのヒーローアクション!」
インクレディブルファミリーへの予習とさて鑑賞。当時観てなかったので初見でした。まず驚いたのが作品の印象からは家族で活躍するヒーローものかと思いきや設定がヒーローの活躍による損害などによる訴訟でスーパーヒーロー保護プログラムというヒーロー活動を法律で規制されているという設定です。
シビルウォーやエージェントオブシールドのインヒューマンズ なども意識させられる抑圧されるヒーロー像がまず描かれており、子ども向けと思っていた所にさすがのピクサーとまず設定に引き込まれてしまいました。
そしてヒーロー同士の子どもとして生まれた向かって姉のヴァイオレットや弟のダッシュも生まれつき能力を持ちながらそれを発揮させる事ができないという葛藤と向き合ってます!
そしてその抑圧された展開を払拭するかの如くの後半ファミリーが力を合わせるアクションはその反動でのカタルシスがとても爽快感があります!実写のヒーローものの迫力はMCUで素晴らしいアクションは観れますが本作ではアニメだからこそできる自由度やテンポのあるヒーローアクションが味わえるのでアクションだけ観てもなかなか楽しめました!
能力を持てなかったがヒーローに憧れからヴィランになってしまったシンドロームの設定もとても魅力的でヒーローものとしても純粋に楽しめました。
そして14年後の続編に繋がる末っ子の赤ちゃんジャックジャックの能力の発現の兆しと最新作を見るにあたっては必見ですね