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鳳城の花嫁のらのレビュー・感想・評価

鳳城の花嫁(1957年製作の映画)
3.7
主人公は若殿で、アウトローでもないし、アナキズムの要素も一切なくて、自分の特別好きな時代劇の型ではないのにこれが面白い。あまり深く考えずにコメディとして笑って見られる作品になっているのが功を奏しているように思う。下手にリメイクでもしたらめちゃめちゃつまんなくなりそうなタイプの作品。キャラクターは権九郎がお気に入り。何より、きちんと予算のかけられた豪華な画面の時代劇を見るのは、特別な喜びがある。
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