このレビューはネタバレを含みます
震えそうなくらい腹が立った。
実話に基づいた話だっていうから余計に。
いまだに女性蔑視・軽視は残ってるけど、この主人公のような人達がいなければ、今もセクハラ・パワハラなんて言葉すらないまま搾取され、傷付けられ続けていたと思う。
上司どころか経営者から腐りきっていて誰一人信用できない会社で、労組すら役に立たない環境で、女の同僚すら敵の状況で、普通ならあの同僚の女性達みたいに泣き寝入りを選んでしまいそうなところ、一人で立ち上がった勇気は本当に尊敬する。
そのあたりが上手く描けていたなぁと。男だけでなく全員敵に見えた。
女馬鹿にしてたあのおにーさん達は男の尻から産まれたのかしら?
俺のマイク握れって言ったハg…おじ様はさっさとその自慢の極小ピンマイクしまえよ?
この弁護人のように女性の権利を認めている男性も少なからずいるっていうのが救い。
主人公の訴えが認められて良かった。
2017年:19本目