laszlo

マイ・フレンド・フォーエバーのlaszloのレビュー・感想・評価

3.5
1995年 アメリカ
監督 ピーターホートン 脚本 ロバートカーン

隣に引っ越して来たエイズの男の子と友達になる男の子の物語です
最初は躊躇していた距離がだんだん縮まっていき
今までエイズだからといって出来なかったことややらなかったことを2人で楽しんで行きます
多分手術の際の輸血で感染したのでしょう
日本でも危険性を認識しながら血液製剤を使用し続けた医師のモラルが大きな社会問題になりました

エイズ感染=発症=死亡が確実だった時代です
エイズ患者の母親も亡くなる前に楽しい想い出を作って欲しいと思ったのでしょう
隣の男の子のちょっと羽目を外し勝ちなおふざけさえも大きな心で見守ります

男の子がエイズだと分かってからは結末が分かりきっているのでどんな楽しいシーンでも 逆に楽しいシーンであるほど心がざわついて涙が出そうになります

もう最後は涙なしには観続けることは出来ません
最後に靴を交換して川に流すシーンも良いです
あのキャスティングでこのストーリーはちょっと反則ですが是非ご覧になってください
月並みな表現ですが涙が枯れ果てるほど感動します
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