随分と前に観たことを、観はじめてから思い出した。結末をうっすら覚えていたのにラストは号泣。
家庭で満足な愛をもらえてない少年エリック。学校でもからかわれ心地の良い居場所がなさそうだけど、悪知恵も働くし口も達者で、言われっぱなしのいじめられっ子ではない。
エリックの家の隣に住むのが、11才のデクター。デクターはエイズを患っていて家と庭の限られた空間ながらも、愛と思いやりに溢れたままと仲良く暮らしていた。
そんなエリックとデクターが出会い、二人の友情物語が描かれてます。
エリックの常識の無さや、突拍子のない行動に、映画ながらも本気でヒヤヒヤしてしまう。
でも、それを上回るやさしさもきちんと描かれていて、二人の友情は暖かな気持ちにさせてくれます。
デクターのお母さんの人としての包容力に、ただただ関心。人にたいしてあぁ受け止められたらどれだけ豊かに生きられるんだろうって。
デクターとエリックの母同士のやりとりのシーンに心掴まれ、涙が出てきます。印象的なシーン。
ストーリーとは関係ないけれど、エリックや学校のクラスメート、デクターままのファッションが魅力的。デクターの家の庭などもすてき。
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エリックの半パン&ソックス。デクターママの病院での白ガーデ。いじめっ子センターのUSATシャツ。あの船?バスの切符売場でのシーンある覚えでもヒヤヒヤ。ままと再会する時のデクター。