平成ライダー映画も派手なアイデアだけをぶち上げて失速するようなのが多く、どこか迷走気味な気がするけど、MEGAMAX(ワイスピじゃないよ。パクリだよ!)はかなりの良作。
信頼の坂本印といったところでしょうか!
メインのフォーゼ＆オーズに加え、客演の昭和ライダーたちとダブル、更には謎の女子ライダーなでしこに、未来からやってきたポセイドンとアクア。
劇場版だけのオリジナルライダーが三人も出るという、もう、お腹いっぱいな映画なんだけど、尺が決して長くはないのに破綻していないという奇跡のようなコラボレーションを実現。
フォーゼとなでしこのラブロマンス?も意外と良い雰囲気だし、真野恵里菜は中々どうして悪くない。
というか、とてつもなく可愛い。ラブリーだ。
萌えた・・・萌えたよ、完全に・・・・・・好きだあああああ!
うーむ・・・それはさておいて、ポセイドンの強さ、そしてアクアの成長もちゃんと描写されていて、とってつけた感が感じられずポイント高し。
そして、なんといってもダブルがすこぶる良い!
後輩ライダーに対する余裕しゃくしゃくな感じがたまらない。
格好いいとしか言いようがない仮面ライダージョーカーも再び登場!
わざわざジョーカーを登場させること自体が、「わかっていらっしゃる!」って感じで嬉しい。
昭和ライダーたちに関しては、そんなものでしょっていう扱いで終わっちゃっているような気もしますが、下手に全員出さないで栄光の七人ライダーに限定していたり、風呂敷を拡げすぎないように努めているようで正解だと思います。
仮面ライダーファンの満腹度が、かなり高いと思われる高カロリーな一作。 オススメです。
※再レビュー
セルDVDにて
