東朴幕院

妖怪大戦争の東朴幕院のレビュー・感想・評価

妖怪大戦争(1968年製作の映画)
3.3
大映の妖怪もので、昔、夏休みにTV放映したのを覚えているね。今回、改めて鑑賞した訳だけど、コメディタッチね描写が多く、油すましも関西弁だったりとだいぶ優しい作りというのが第一印象。
ヴィランの古代バビロニアの墓から蘇った吸血妖怪ダイモンは、ヴァンパイアの様に紳士的ではなく人の家にズカズカ上がって来るし、神棚も破壊する無礼ぶりに吹いたよ。
そして戦略らしい戦略もなく全国から集めた日本の妖怪が束になって相手して漸く倒すというハラハラ感は無くひたすらグダグダしている感じ。
ろくろ首とダイモンの戦いは見ものであったね(笑)。
最後の妖怪たちが地方へ散って行く様は何となく楽しげな行進であり印象的だ。
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