バナバナ

がんばっていきまっしょいのバナバナのレビュー・感想・評価

がんばっていきまっしょい(1998年製作の映画)
2.8
ぶっちゃけ、フジTVでやってたドラマを先に見ていたので、連ドラの方が面白かったです。
映画の方は高校生の部活物にしては、汗や体温があまり感じられなかった。

ドラマでは他校のライバルボート部の部員達も出てきていたので、伊予東校が負けた時の“悔しい”という気持ちがよく伝わってきたのだが、この映画では、『ルーキーズ』の様な元不良達でもなく、本当に普通の女の子達なので、伊予東校の素人チームの彼女達が、初大会で負けて、少しはやる気が出てくるところなども淡白過ぎて、あまりこちらに伝わってこなかった。

出だしの部員集めのところも、時間がないせいか二人だけしか説明的なシーンがなく、細くて背が高くてぶっきら棒な女の子が印象的だったのに、彼女がどうしてボート部に入ったのかが全く分からず残念でした。

あと、中島朋子のコーチは華奢過ぎて、この人がOBにはとても見えなかった。
ボートはとにかくまず全身鍛えないと強くなれないと思うが、新しいコーチの指導で筋トレするシーンも少なかったので、彼女達の実力が本当に上がったのか説得力がなかった。

美少女が居る訳でもない“フツー”の女子高校生達が努力する話だったので、好感は持てましたが、ボート部の特殊性がよく分かる様に、練習の様子などをもっとリアルに見せてほしかったと思います。
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