ハーパーはメンヘラ夫との離婚騒動で傷付き、田舎町のコテージを借りて、しばらく一人暮らしをしようとする。
しかし、変質者に自宅を襲われそうになり…と、
日本でも昨年、20代前半の若い人気女性YouTuberが田舎に引っ越して、そこから配信をしようとしたところ、襲われそうな不穏な空気を感じとって急遽都会に逃げ帰る事件があったが、ああいうヒトコワな話かと思ったら…。
結局どんな職業に就いていようが、男の本音は一緒なの?
しかしハーパー、大人しそうな顔して、案外気は強い。
最後の方は怖がるより、もう呆れ顔になってたもんな。
「私に何を求めてるの?」
「愛だよ」
「そうか…」
結局、パートナーには自分が気持ちよく過ごせることだけをひたすら求めてるってことか…。
うわ! ヤバいで。
ハーパーの頭の中の線がプチッと切れた音が聞こえたで。
私はいったいあなたの何なの? 女は男に仕えないといけない訳?
「もうええわ。いい加減にして」と、ハーパーの心の声が聞こえてきそう。
あの後、ハーパーの静かなる怒りが炸裂したことだろう。
しかし、女性監督の作品かと思ったら、男性の監督が自分で脚本も書いているんですね。
男性もこんな人ばっかりじゃないんだから、なにもここまで自虐的にせんでもいいのに…と思う程の内容でした。