「精神」を観た直後にこれを選ぶ俺は、どうかしてる。
しかも、「精神」と同スコアとは、本当に俺はどうかしている。
って言うか、
この映画が自体がどうかしている😰
完全に「いっちゃってる」映画。
まあ、よくもこんな、めちゃくちゃな映画
作りましたな、
これくらい、めちゃくちゃなら、お見事!
いっちゃい過ぎて、木村一八や荻野目慶子
その後、映画界から居なくなっちゃった
ショーケンも原田芳雄さんも、あっちの世界に逝ってしまった。
物語は、銀行強盗の仲間割れ、
そこに強盗一味の女と、
仲間割れした若い男を追うヤクザ
それに警官
全編、追う・逃げる&撃つ、撃つ、撃つ!
ここは、どこだ?!
日本か?!
無法地帯や、ハリウッドより撃ちまくる
こーゆーアクション系の作品には、
小休止や情に絆すシーンが挿入されることがよくあるが、
これには、全くない。
とにかく、金、欲、撃つ、、
これだけ、割り切ってくれるとスッキリする。
特に深作演出は、アクションの見せ方が
特に長けている。
最初の強盗シーンや原田芳雄のバスに乗り込むシーンは、ハリウッドアクションに負けない絵が映し出されている。
その中で、役者陣が生き生き、ギラギラしています。
ショーケン、あなたはやっばりスターですわ!
彼が居るだけで画面が引き締まるし、
視線も全て独占していく力があります。
脇もみんないいけれど、
やっばり荻野目慶子!
これだけ振り切った女性の役はあんまり見ないな、
記憶が確かでないけど、この作品直前にスキャンダルがあり、そーとな覚悟で挑んだんだろうな。
内容的には、かなり無理があるというか、
めちゃくちゃなんだけど、
それを考えさせれる余裕も与えない。
快作です!