シネマヴェーラ「ソヴィエト映画の世界」にて。こんな小洒落ててヌーヴェルヴァーグなロシア映画ははじめて。見逃さなくてよかった。音楽の使い方なんてジャック・タチを思い起こさせた。
日本語のタイトルが秀逸すぎる。ロシア語の原題は読めないけど、英語のタイトルは「ROMANCE IN MOSCOW」。普通に訳したら「モスクワの恋」となりそうなものを。見終わってとくに思う。たしかに「私はモスクワを歩く」だ。
最後の歌が忘れられないが、うれしいことにYouTubeで見れるので、聴きたい方はどうぞ。
https://youtu.be/vuEWpdLatLI
奇しくもゲオルギー・ダネリア監督の追悼上映になったけど、キン・ザ・ザ以外の他の作品も見てみたい。このタイミングじゃなかったら見逃してたかもなので、この出会いに敬意を込めてのスコアです。