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パンドラの箱のneroliのレビュー・感想・評価

パンドラの箱(1929年製作の映画)
4.2
■『パンドラの箱』主人公ルル=ルイズ・ブルックス氏の人生〜■
 
 
個性的な髪型、魅惑的な微笑〜
 
ダンスシーンは引き込まれるし、こんなステキな女優さんが存在していたなんて〜✨
 
 
本作『パンドラの箱』が作成されて、100年弱。
同氏は、謎めいた存在感で現代の私たちをますます魅了し続けている。
 

本作でのルル役のブルックス氏。
 
ルル=ルイズ・ブルックスと言っても過言でないぐらい、登場人物ルルが彼女の人生と似ている。
 
 
ルルは欲望のままの毎日を送り、男たちを惑わすダンサーを刺激的に演じる。
 
男性だけでなく、ルルに熱い視線を送る女性も登場〜
 
 
ルイズ・ブルックスが私生活でも性的にリベラルであり、恋人がいてもアバンチュールが絶えなかった私生活と重なる。
 
 
本作では、無邪気で奔放なルルに魅入られた男女が勝手に自滅していく。
 
結婚、殺人、裁判などなど…。
 
 
そして、ルルは驚愕のラストを迎える〜(*_*)
 
 
 

■「ハリウッドのルル」邦訳刊行記念〜📗■
 
 
渋谷のシネマヴェーラで、ルイズ・ブルックス氏の映画が特集上映中である。
 
1982年にご本人が書いたエッセイ「ハリウッドのルル」がベストセラーだったそうで、今回は、邦訳での刊行記念の映画特集だそう〜
 
是非、読んでみたい〜
 
 
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