アァーーーーーー

トリコロール/青の愛のアァーーーーーーのレビュー・感想・評価

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)
3.7
ムムム。

ジュリエットビノシュは好きな俳優の1人ですが、この映画はジュリエットビノシュがほぼスクリーンの中心から離れない程に画面を最後まで支配してて、その役柄からかイヤな女にしか感じられないのと、それに合わせて演技や演出もヘタに見えて入り込めなかった。という意味では、彼女を好きな理由が見えてくるという逆説的な結果を産み出してしまった感じw
よくよく考えると、ジュリエットビノシュってセレブな奥様役が結構多いなぁとも。
やっぱり彼女の天真爛漫な笑顔とナイーブだけど大胆な部分の共存が魅力だったのかと。
とか、
気持ち悪い事書いてみました。

んで、それに合わせて映画の内容も抽象的で、繋がってるようで繋がってない最後まで意味不明なカットもあったり、
何回も差し込まれるオーケストレーションとビジョンアウト(?)は個性的で「あー、なるほど、そういう感じ?」というのが掴めそうなのに、なぜかダウンタウンが"ごっつ"辺りでやってたコントに「こういうのあったよなぁ、確か」とか思いながら、そっちに寄ってしまって最後の方は笑いが出る始末w
んで、その各カットに照明やそれっぽい場所で色合いを入れてる感じも、個性的かつビックリするような色彩や構図は無いのが原因か、なんでかワザとらしく感じてしまい。。

最後も
「え??
あれ?
マジかー、、
おわったー、、、」

という感じ。

あーそうですか。
よくある不倫と真実の愛ってやつね。ハイハイ。
最後がコレだとなんかぁなー
薄っぺらいなぁ。

という印象。

例えば、
超個人的には、
プールで子供達が飛び込んでいくシーンとかはピントや正確さなど、もっと大胆にフォーカスして欲しかったり。。(お前は一体何様のつもりやねん)


似たような質感で言えば、やっぱりカラックスやミヒャエルハネケとか思い出しちゃうけど、そっちの方が意味と意図が明確なので上。

他の方々の評を見る限り、
三部作全部を見て繋がるものがありそうなので、
まあ、とりあえずはこの点数としておきましょうw
アァーーーーーー

アァーーーーーー