ちぇるごまる

チェンジリングのちぇるごまるのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
3.8
予備知識なしで鑑賞。
クリント・イーストウッド監督作品。
実録犯罪に基づく映画。
1928年、職場から帰宅すると最愛の一人息子の姿はなく慌てて警察に連絡をしたシングルマザーの主人公。
翌日からの捜索…。
息子を心配し夜も眠れない不安と警察の対応への不満。
数日後に見つかったと連絡を受け、駆けつけた所にいたのは息子の名を語る見知らぬ少年…。
「あなたは、誰?」
私の本当の息子はまだ見つかってはいない…。捜索を続けて欲しいと懇願する母親は、やがて誘拐事件の偽装を正当化する警察と対峙し、地元の教会の牧師らとともに戦うが、事態は思わぬ方向へ…。

編集や構成も素晴らしく最初から最後までハラハラさせるサスペンス。
実際の事件をとても丁寧に調査し実写化しているように感じた。
主人公の屈辱を晴らすように集まる人たち…神は真実を見通し不自然さを祓うと言わんばかりだ。
また、ストーリーだけでなくアンジェリーナ・ジョリーの服装もお洒落で全体を通して見応えのある映画だった。
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