JT

チェンジリングのJTのレビュー・感想・評価

チェンジリング(2008年製作の映画)
4.0
驚愕の実話

2019年24本目: 原題 『CHANGELING』

行方不明になったクリスティン(アンジェリーナ・ジョリー)の息子が5ヶ月後に警察に発見されるがそれは全く別人の男の子
クリスティンは息子ではないと主張するも警察は話を聞かずにその子どもを押し付けるのだった...

1928年のロサンゼルスが舞台
当時の警察は無能そのものだった
汚職を働く警察は市民との間に亀裂があり
その汚名返上のためにデタラメな捜査をして印象操作や立場をいいように使っていた
そんな警察の餌食になったのがクリスティンであり
本当の息子でない少年を押し付けてあたかも警察の手柄として市民に示すのが目的
挫けることのないクリスティンは警察に立ち向かうが警察の権力によって悲劇に見舞われる

生きる上で色んな理不尽があるけどこんな話があったなんて信じられない
社会的に考えて立場に上下あるのは仕方ないのはわかるけどその上に位置する警察がクソだと下にくるものは従うしかなくなる
その中で誰か1人でも違う考えを持った人や反発を起こせる人がいれば少しの変化をもたらすことができて賛同する人も現れる
声を上げる人やいつまでも希望を捨てない人がどれほど偉大かを知らしめられた

終始胸糞悪い話でイライラしたけど観てよかった
JT

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