シネフィルmonk

幸せはシャンソニア劇場からのシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

4.2
第二次大戦前のパリを舞台に労働者のストライキや反ファシズム運動の気運が高まり、不況で閉館したミュージック・ホール「シャンソニア劇場」の復活に向け奮闘する仲間たちと引き裂かれた親子、救世主として現れた歌姫、当時の戦局を絡めて綴る珠玉の群像劇。

2時間の中にギュッと苦楽のドラマが詰まり、シャンソンや舞台好きの人、『ニュー・シネマ・パラダイス』がお好きな人にはたまらない作品と思います。

『ロバと王女』の格好いい王子さま役のジャック・ペランが製作者に回り、「コーラス」(2003)でコンビを組んだクリストフ・バラティエが監督、こちらも素晴らしいので後日📮します。芸達者な役者にジェラール・ジュニョ、クロヴィス・コルトアック、カド・メラッド、マクサンス・ペラン、それに18才で映画デビューしたヒロインのノラ・アルネゼデールの存在が異彩を放っていて一挙にファンになりました😍
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